うみ‐ねこ【海猫】
カモメ科の海鳥。全長48センチくらい。くちばしの先端が赤くて、体はカモメに似て白色で、背に黒いまだら模様がある。鳴き声が猫に似ている。青森県八戸(はちのへ)海岸の蕪島(かぶしま)、島根県経島(ふ...
うめ‐ず【梅酢】
梅の実を塩漬けにしたときに梅から出る酸味の強い汁。白梅酢ともいい、下痢止めや色止め、漬物に用いる。赤ジソの葉を加えたものは赤梅酢といい、梅干しのほかショウガ・大根・カブなどの色漬けに用いる。
うめ‐ぞめ【梅染(め)】
1 紅梅の樹皮や根を煎(せん)じた汁で染めること。また、染めたものやその色。赤みのある茶色のものを赤梅、黒ずんだ茶色のものを黒梅という。 2 「梅襲(うめがさね)」に同じ。
うめ‐づけ【梅漬(け)】
1 梅の実をシソの葉とともに塩漬けにしたもの。または焼酎(しょうちゅう)で漬けたもの。《季 夏》 2 ショウガ・キュウリ・大根などを薄く切って赤梅酢に漬けたもの。梅酢漬け。
うめばち‐そう【梅鉢草】
ニシキギ科の多年草。山地の日当たりのよい湿地に生え、高さ10〜40センチ。根元から、長い柄のある円形の葉が多数出る。夏から秋に梅に似た白い5弁花を開く。《季 夏》
うめや‐しぶ【梅谷渋】
染料の一。紅梅の根や樹皮を煎じた液。明礬(みょうばん)を媒染剤として、赤みのある黄茶色に染める。→木蘭地(もくらんじ)
うもう‐ぶとん【羽毛布団】
鳥の羽毛を中に入れた布団。 [補説]布団にはダウン(下羽)とフェザー(羽軸のある羽毛)が用いられるが、ダウンが50パーセント以上のものを羽毛布団、フェザーが50パーセント以上のものを羽根布団とよ...
う‐もん【有文】
1 衣服・冠などに模様のあること。⇔無文。 2 和歌・連歌・俳諧で、技巧や趣向のおもしろさが目立つもの。⇔無文。「歌にも連歌にも—無文と云ふ事あるなり」〈九州問答〉 3 能楽で、見かけの効果的な...
う‐やく【烏薬】
クスノキ科の常緑低木。幹・枝は細い。雌雄異株。4月ごろ、淡黄色の小花を多数つけ、実は楕円形。根は連球状で香気があり、漢方で健胃・鎮痛薬に用いる。天台烏薬(てんだいうやく)。
うら‐いた【裏板】
1 物の裏側に張ってある板。 2 屋根裏に張りつけた板。