あし‐だまり【足溜まり】
1 しばらく足を止める所。行動の根拠地。「白河家を—にして、京都の公卿たちの間に遊説を思い立つものがある」〈藤村・夜明け前〉 2 足を掛けて支える所。足場。足掛かり。
あし‐つき【葦付】
ネンジュモ科の藍藻(らんそう)。淡水藻で、葦の根、芝地などの土の表面に生える。細胞が1列に連なって寒天質に包まれ、糸状になる。食用。あしつきのり。
あし‐どまり【足止(ま)り/足留(ま)り】
1 しばらく足をとどめる所。また、ある行動のための根拠地。あしだまり。 2 滑り止めの足がかり。足を掛ける所。あしだまり。
あし‐の‐こ【芦ノ湖】
神奈川県、箱根山上の火口原湖。面積6.89平方キロメートル。最大深度40.6メートル。湖面の標高725メートル。箱根用水の水源。
あしのね‐の【葦の根の】
[枕] 1 「ね」の音の繰り返しで「ねもころ」にかかる。「—ねもころ思ひて」〈万・一三二四〉 2 葦の根は埿(うき)の中にあり、節(よ)が短く、分かれる意から「うき」「よ」「短し」「分く」にかか...
あしのゆ【芦ノ湯/芦之湯】
神奈川県足柄下郡箱根町の温泉。泉質は単純温泉・硫黄泉。箱根七湯の一。
あしひき‐の【足引きの】
[枕] 1 「山」および「山」を含む語「山田」「山鳥」などにかかる。「—山の雫(しづく)に妹(いも)待つと」〈万・一〇七〉 「—山鳥の尾のしだり尾の」〈拾遺・恋三〉 2 「峰(を)」「八峰(やつ...
あしび【馬酔木】
短歌雑誌。明治36年(1903)創刊。明治41年(1908)廃刊。伊藤左千夫編集。正岡子規没後の根岸短歌会の機関誌。→アララギ
俳句雑誌。昭和3年(1928)「破魔弓(はまゆみ)」を改題して...
あしべつ【芦別】
北海道中央部の市。明治中ごろから開拓が始まり、昭和初期には石狩炭田北部の中心地として発展。面積の9割が国有林。メロン・ユリ根などが特産物。人口1.7万(2010)。
あし‐ぼそ【脚細】
イネ科の一年草。原野に生え、高さ60〜90センチ。茎は細く、下部は枝分かれして横にはい、節から根を出す。葉は線状。秋、緑色の花穂をつける。