さくらま‐さじん【桜間左陣】
[1836〜1917]能楽師。シテ方金春流。前名、伴馬(ばんま)。熊本細川藩に仕えた桜間家の17代目。のち東京で活躍、明治三名人の一人に数えられた。
さくら‐ます【桜鱒】
サケ科の海水魚。全長約60センチ。体形・体色ともにサケに似る。5〜7月、川を上って産卵する。幼魚は1年半後に降海するが、そのときの体色は、本種の陸封(りくふう)型のヤマメと同じ。日本では日本海側...
さくらまち‐てんのう【桜町天皇】
[1720〜1750]第115代天皇。在位1735〜1747。中御門(なかみかど)天皇の第1皇子。名は昭仁(てるひと)。和歌に長じ、歌集「桜町院坊中御会和歌」「桜町院御集」などがある。
さくらまち‐の‐ちゅうなごん【桜町中納言】
平安後期の歌人、藤原成範(ふじわらのしげのり)の通称。通憲(みちのり)の子。桜を愛し、邸内に多く植えたという。
さくらま‐みちお【桜間道雄】
[1897〜1983]能楽師。シテ方金春流。熊本の生まれ。桜間左陣・桜間弓川に師事。巧緻(こうち)・艶麗な芸風と、独自な曲の解釈を特色とした。
さくらまる【桜丸】
浄瑠璃「菅原伝授手習鑑」の登場人物。梅王丸・松王丸の弟で、斎世(ときよ)親王の舎人(とねり)。菅原道真の配流に責任を感じて切腹。
さくら‐みそ【桜味噌】
ゴボウ・ショウガなどを刻んでまぜ、飴(あめ)・砂糖で甘くしたなめ味噌。
さくら‐むし【桜蒸(し)】
白身魚を、桜の葉を添えて蒸した料理。
さくら‐むすび【桜結び】
桜の花の形に結ぶ、ひもの結び方。
さくら‐めし【桜飯】
1 ⇒茶飯3 2 桜の花の塩漬けを混ぜ込んだ飯。桜御飯。