しょうべん‐たご【小便担桶】
肥料用の糞便(ふんべん)を入れて田畑などに担いで行く桶(おけ)。こえたご。
しん‐の‐ておけ【真の手桶】
茶道具の水指(みずさし)の一。真塗りの手桶形で、割蓋(わりぶた)がつく。手桶水指。
すし‐おけ【鮨桶】
1 鮨飯を作るときに用いる浅い、白木の桶。もと、熟(な)れずしを作る漬け込みの桶。飯台(はんだい)。飯切(はんぎり)。《季 夏》「—を洗へば浅き遊魚かな/蕪村」 2 鮨を並べる円形の平たい器。木...
すずめ‐の‐たご【雀の田子/雀の担桶】
イラガの繭。楕円形で白地に褐色紋があり、硬く、冬に木の枝などに付着している。すずめのしょうべんたご。すずめのつぼ。すずめのさかおけ。たまむし。《季 夏》
蕎麦屋(そばや)の湯桶(ゆとう)
《そば湯を入れる湯桶には四角い胴の角に口がついているところから》人の話にわきから口出しをすること。また、その人。
た‐ご【担桶】
水や糞尿(ふんにょう)などを入れて、天秤棒(てんびんぼう)でになって運ぶおけ。にないおけ。たごおけ。
たご‐おけ【担桶】
「たご(担桶)」に同じ。
ため‐おけ【溜め桶】
1 肥料とする糞尿をためておく桶。また、運ぶときに用いる桶。 2 醸造場で、酒・醤油などを入れておいたり運んだりするのに用いる桶。 3 「天水桶(てんすいおけ)」に同じ。
て‐おけ【手桶】
取っ手のついている桶。水をくみ置いたり運んだりするときに用いる。
てっ‐とう【鉄桶】
1 鉄製のおけ。 2 団結・防備などが堅くて、すきがないことのたとえ。「—の陣」