て‐おけ【手桶】
取っ手のついている桶。水をくみ置いたり運んだりするときに用いる。
てしょく‐いし【手燭石】
茶の湯で、夜咄(よばなし)の茶事などの際、手燭を置く石。蹲踞(つくばい)のそば、湯桶(ゆとう)を置く石と相対した場所に据える。灯台石。
てん‐すい【天水】
1 空と水。水天。 2 天から降る水。雨水。 3 「天水桶」の略。
てんすい‐おけ【天水桶】
防火用に雨水をためておく大きな桶。天水。
とう【桶】
[人名用漢字] [音]トウ(漢) [訓]おけ 〈トウ〉おけ。「鉄桶・湯桶(ゆとう)」 〈おけ〉「棺桶・手桶」 [難読]担桶(たご)・面桶(めんつう)
とう‐ちゅう【糖酎】
第二次大戦前まで小笠原諸島で造られていた焼酎。サトウキビのしぼり汁を木桶に入れて発酵させ、蒸留したもの。
とおり‐かぐら【通り神楽】
1 町を流して歩く太神楽(だいかぐら)。 2 歌舞伎下座音楽の一。篠笛(しのぶえ)と桶胴(おけどう)または大太鼓による囃子(はやし)。1を模したもので、初春の郭(くるわ)の場面などに用いる。
とが‐さわら【栂椹】
マツ科の常緑大高木。本州・四国の深山に自生。樹皮は灰色。葉は針状で、2列に密生する。4月ごろ、雌花と雄花が咲き、球果は黒褐色。材は軽く、建築材や桶に利用。
とし‐おけ【年桶】
正月に、供物の米・餅(もち)などを入れて年神に供える桶。
とし‐おろし【年卸し】
中国地方で、正月の年神祭りの終わりの日に年桶を神前からおろす行事。5日または11日にする所が多い。