つゆのあとさき
永井荷風の小説。昭和6年(1931)、「中央公論」誌に発表。銀座のカフェーの女給の享楽的な生活を描く。昭和31年(1956)、中村登監督により映画化されている。
つゆ‐の‐なかやすみ【梅雨の中休み】
梅雨の期間中に、何日か雨の降らない日が続くこと。
つゆ‐の‐はしり【梅雨の走り】
梅雨に入る前の、ぐずついた天気。
つゆ‐の‐もどり【梅雨の戻り】
梅雨が明けたあとの、ぐずついた天気。
つゆ‐ばれ【梅雨晴(れ)】
梅雨が終わって晴れること。また、梅雨の期間中の晴天。五月晴れ。入梅(ついり)晴れ。《季 夏》「—や蜩(ひぐらし)鳴くと書く日記/子規」
つゆ‐びえ【梅雨冷え】
梅雨期の連日の雨で気温が下がること。《季 夏》「—の来てなにもかもつつみたる/万太郎」
ばい‐う【梅雨/黴雨】
6月上旬から7月上・中旬にかけて、本州以南から朝鮮半島、揚子江流域に顕著に現れる季節的な雨。梅雨前線上を小低気圧が次々に東進して雨を降らせるもの。入梅の前に走り梅雨(づゆ)の見られることが多く、...
ばいう‐ぜんせん【梅雨前線】
梅雨のころ、日本の南岸付近にほぼ東西に延びて停滞する前線。オホーツク海高気圧と小笠原高気圧との間にできる。