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梅雨（ばいう） の意味

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出典：デジタル大辞泉（小学館）

ばい‐う【梅雨／×黴雨】
の解説

6月上旬から7月上・中旬にかけて、本州以南から朝鮮半島、揚子江流域に顕著に現れる季節的な雨。梅雨前線上を小低気圧が次々に東進して雨を降らせるもの。入梅の前に走り梅雨 (づゆ) の見られることが多く、中休みには五月晴 (さつきば) れとなることもあり、梅雨明けは雷を伴うことが多い。つゆ。さみだれ。《季 夏》「草の戸の開きしままなる―かな／虚子」

[補説]梅の実が熟するころに降る雨の意、または、物に黴 (かび) が生じるころに降る雨の意か。
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梅雨 の慣用句・熟語(1)

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梅雨 の例文(30)

出典：青空文庫

  • ･･･であろう。が、今日は梅雨曇りだけに、日の暮の暗さと変りはない。そ･･･ 芥川竜之介「おしの 」

  • ･･･「当年は梅雨が長いようです。」「とかく雲行きが悪いんで弱りますな･･･ 芥川竜之介「お律と子等と 」

  • ･･･を出ると、麦藁帽子に梅雨晴の西日をよけて、夏外套の肩を並べながら･･･ 芥川竜之介「妖婆 」

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