なし‐わり【梨割り】
1 ナシを割るように、刀でまっ二つに切り割ること。「まっかう—車斬り、頭切らるるやつもあり」〈滑・浮世風呂・前〉 2 歌舞伎の小道具の一。くわえ面の一種で、刀で梨割りにされたとき、赤く染めた綿が...
り【梨】
[音]リ(呉)(漢) [訓]なし [学習漢字]4年 果樹の名。ナシ。「梨園・梨花」 [難読]阿闍梨(あじゃり)・花梨(かりん)・棠梨(ずみ)
り‐えん【梨園】
1 梨(なし)の木を植えた庭園。 2 《唐の玄宗皇帝が梨の木のある庭園で、みずから音楽・舞踊を教えたという「唐書」礼楽志の故事から》俳優の社会。特に、歌舞伎役者の世界。「—の名門」
り‐か【梨花】
ナシの花。《季 春》
り‐じょう【梨状】
洋ナシのような形。
りじょう‐きん【梨状筋】
臀部(でんぶ)の深層にある円錐状の筋肉。仙骨の前面から起こり、大坐骨孔(だいざこつこう)を通って、大腿骨(だいたいこつ)の大転子につく。股関節の外旋・外転・伸展を行う。→深層外旋筋