かじ‐の‐は【梶の葉】
1 カジノキの葉。昔、七夕の祭りに、歌などをこの葉7枚に書いて手向ける風習があった。《季 秋》「—を朗詠集のしをりかな/蕪村」「天の川と渡る舟の—に思ふことをも書き付くるかな」〈後拾遺・秋上〉 ...
かじのは‐ひめ【梶の葉姫】
織女星の異称。
かじ‐ぼう【梶棒/舵棒】
1 (梶棒)人力車・荷車などを引くための長い柄。かじ。 2 (舵棒)「舵柄(かじづか)」に同じ。
かじ‐まり【梶鞠】
七夕(たなばた)に行う蹴鞠(けまり)の行事。近世は、飛鳥井(あすかい)・難波両流の主催。門人の代表がカジノキの枝に鞠をかけて坪の内(中庭)に持参し、牽牛(けんぎゅう)・織女の二星を祭ったもの。梶...
かじもと‐たかお【梶本隆夫】
[1935〜2006]プロ野球選手・監督。山梨の生まれ。昭和29年(1954)阪急(オリックスの前身)に入団、米田哲也とともに中心的投手として活躍。昭和32年(1957)には対南海(福岡ソフトバ...
かじわら【梶原】
《歌舞伎で、梶原景時(かげとき)が他人をおとしいれる悪人として扱われているところから》 1 意地の悪い人。「—と火鉢の灰へ書いて見せ」〈柳多留・二〉 2 ゲジの俗称。「御夜詰めに—が出て大さわぎ...
かじわら【梶原】
姓氏の一。 [補説]「梶原」姓の人物梶原一騎(かじわらいっき)梶原景季(かじわらかげすえ)梶原景時(かじわらかげとき)梶原直景(かじわらなおかげ)
かじわら‐いっき【梶原一騎】
[1936〜1987]漫画原作者。東京の生まれ。本名、高森朝樹(あさき)。高森朝雄(あさお)の名義も使用。「巨人の星」「タイガーマスク」「あしたのジョー」など、スポーツや格闘技に材をとった作品を...
かじわら‐りゅう【梶原流】
柔術の一派。徳川家光のころ梶原直景(なおかげ)に始まるという。