さんじゅう‐ぼう【三十棒】
《「三十」は数多い意》禅宗で、師が修行者を警策で激しく打って、正しい道へ教え導くこと。また、そのような厳しい教導。痛棒。
しき‐ぼう【指揮棒】
音楽で、指揮者が手に持って振る細い棒。タクト。
しんばり‐ぼう【心張り棒】
外から開けられないように、戸の内側にあてがう、つっかい棒。
しん‐ぼう【心棒】
1 車輪・こまなど、回転する物の中心となる棒。回転軸。心木(しんぎ)。 2 物の中心に入れて、支えなどする棒。 3 集団やその活動の中心になるもの。「一家の—となって働く」
しん‐ぼう【真棒】
建築などのとき、地面を突き固めるのに使う太い丸太。引き縄をつけ、やぐらにつり上げては落として地固めをする。真棒胴突き。
しん‐ぼう【辛抱】
[名](スル)《仏語「心法」からか。「辛棒」とも当てて書く》つらいことや苦しいことをがまんすること。こらえ忍ぶこと。「もう少しの—だ」「この店で一〇年間—してきた」 →我慢(がまん)[用法]
じどり‐ぼう【自撮り棒】
スマートホンで自撮りをするための棒。先端部にスマートホンを取り付け、Bluetooth(ブルートゥース)などによる遠隔操作でシャッターを切る。セルカ棒。セルカスティック。セルフィースティック。
すじ‐ぼう【筋棒】
⇒毛筋立(けすじた)て
せいぎょ‐ぼう【制御棒】
原子炉内の中性子密度を一定に制御するために出し入れする棒。中性子を吸収しやすいカドミウム・硼素(ほうそ)などで作る。
せき‐ぼう【石棒】
縄文時代、棒状の一端または両端に丸く膨らみをつけた磨製石器。男性器のシンボルとも、儀礼・祭祀(さいし)用とも考えられている。