けい‐きょく【荊棘】
1 イバラなど、とげのある低い木。また、そういう木の生えている荒れた土地。 2 障害になるもの。じゃまになるもの。困難の多いたとえ。「—を除く」「—の道を歩む」 3 人を害しようとする心。悪心。...
こつ‐きょく【骨棘】
骨に加えられた何らかの刺激に反応して骨組織が増殖し、棘状(とげじょう)になったもの。原因として炎症・変性・腫瘍などがある。
さ‐きょく【叉棘】
ウニ・ヒトデ類の体表にある特殊な小さなとげ。物を挟むことができ、付着物を取り除いたり小動物を捕らえたりする。
ざこつ‐きょく【坐骨棘】
坐骨の後縁の上部にある、後内方に突き出た骨性突起。
しのとげ【死の棘】
島尾敏雄の長編私小説。昭和35年(1960)「群像」誌に冒頭部分を発表。以後、「文学界」「新潮」などに断続的に連載したのち、昭和52年(1977)に長編小説として刊行。夫の浮気から狂気に陥った妻...
しょうこつ‐きょく【踵骨棘】
かかとの骨の下面にできる骨性の突起。足底腱膜(けんまく)が踵骨(しょうこつ)に付着する部分に生じ、歩行時に痛みを感じる。
じょうこう‐ちょうこつきょく【上後腸骨棘】
腸骨稜(ちょうこつりょう)の後縁にある突起部。
じょうぜん‐ちょうこつきょく【上前腸骨棘】
腸骨稜(ちょうこつりょう)の前縁にある突起部。腰に手を当てたときに指先が触れるとがった部分。
とげ【刺/棘】
1 体表にある、堅くて先のとがった突起物。植物では、表皮が変化したもの(バラ)や葉・茎・托葉・根が変化した葉針(サボテン)・茎針(サイカチ)・托葉針(カラタチ)・根針(シュロ)などがある。動物で...
ばら【荊棘】
《「うばら(茨)」の音変化》とげのある木の総称。いばら。