いろえたつたがわもんすかしぼりそりばち【色絵竜田川文透彫反鉢】
江戸時代中期の陶工・画家、尾形乾山作の陶器の鉢。腰が丸く張り、縁が外側に反った鉢の内側から縁に向けて、流水、楓(かえで)の木、紅葉の葉を描き、紅葉の名所竜田川の風景を表現したもの。国指定重要文化...
いろは‐もみじ【伊呂波紅葉】
⇒伊呂波楓(いろはかえで)
うり‐の‐き【瓜の木】
ミズキ科の落葉低木。山地の木陰に生え、葉は先が三〜七つに裂けていて、ウリの葉に似る。夏、白い6弁花をつけ、花びらは反り返る。果実は熟すと藍(あい)色。八角楓(はっかくふう)。
かえで‐の‐ま【楓の間】
江戸城中の将軍の居室。政務のあとでくつろぐのに用いた八畳二間の座敷。ふすまに楓の絵が描かれていた。
かんざん‐じ【寒山寺】
中国江蘇省蘇州市の郊外にある寺。寒山が草庵を結んだのが起源と伝えられる。盛唐の詩人、張継の詩「楓橋夜泊」によって有名になった。
がん‐しょう【翫賞】
[名](スル)芸術作品や風景などを味わい楽しむこと。鑑賞。「園内各所の楓樹(ふうじゅ)を—し」〈魯庵・破垣〉
け‐まり【蹴鞠】
1 けって遊ぶのに用いる鹿革製のまり。 2 古代以来、貴族の間で行われた屋外遊戯。数人が革沓(かわぐつ)を履き、鹿革製の鞠を落とさないように、足の甲でけって受け渡しする。ふつう、鞠壺(まりつぼ)...
ご【午】
1 十二支の第七。うま。 2 うまの刻。正午。「三井寺や日は—にせまる若楓(わかかへで)」〈蕪村句集〉
しつ‐しつ【瑟瑟】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 風が寂しく吹くさま。「楓葉荻花(ふうようてきか)秋は—たる刀祢河(とねがわ)あたりの渡船で」〈荷風・濹東綺譚〉 2 波の立つさま。
しほん‐がかり【四本懸(か)り】
蹴鞠(けまり)を行う場所の四隅に1本ずつ植える4種の木。東北隅の桜、東南隅の柳、西南隅の楓(かえで)、西北隅の松。