かんのん‐かん【観音観】
観無量寿経に説く十六観の一。極楽浄土に往生することを念じ、観世音菩薩(ぼさつ)の相を観想する観法。
がく【楽〔樂〕】
[音]ガク(呉)(漢) ラク(呉)(漢) [訓]たのしい たのしむ [学習漢字]2年 〈ガク〉音を組み立てた調べ。音楽。「楽器・楽章・楽団・楽譜・楽屋/雅楽・器楽・声楽・奏楽・能楽・舞楽・邦楽...
がんごう‐じ【元興寺】
奈良市芝新屋町にある華厳(けごん)宗の寺。南都七大寺の一。養老2年(718)、法興寺・元興寺とも呼ばれた飛鳥寺(あすかでら)を奈良の都に移したもので、新元興寺とも称した。がごじ。がごうじ。→飛...
がん‐ど【願土】
阿弥陀仏の本願の力によって成就された浄土、すなわち、極楽浄土。
聞(き)いて千金(せんきん)見(み)て一文(いちもん)
「聞いて極楽見て地獄」に同じ。
きょく【極】
[音]キョク(漢) ゴク(呉) [訓]きわめる きわまる きわみ きめる [学習漢字]4年 〈キョク〉 1 物事の中心。「太極」 2 端まで行きつくす。きわめる。「極言・極力」 3 行きつくし...
きん‐さつ【金札】
1 金製のふだ。また、金色のふだ。 2 江戸時代、諸藩が発行した金貨代用の紙幣。 3 明治初年、政府が発行した金貨代用の紙幣。太政官札(だじょうかんさつ)と民部省札の2種。 4 閻魔(えんま)の...
くうや‐どう【空也堂】
京都市中京区蛸薬師(たこやくし)通りにある天台宗の寺、極楽院光勝寺の通称。山号は紫雲山。天慶年間(938〜947)、空也の開基で、空也念仏の道場。現在の建物は慶応2年(1866)の再建。
くうや‐ねんぶつ【空也念仏】
平安中期に空也上人が始めたと伝えられる念仏。念仏の功徳により、極楽往生が決定した喜びを表してひょうたん・鉢・鉦(かね)などをたたきながら、節をつけて念仏や和讃(わさん)を唱えて踊り歩くもの。空也...
くどく‐ち【功徳池】
仏語。極楽浄土にあるという池。八功徳水(はっくどくすい)をたたえているところからいう。八功徳池。