しんじ‐にぶばんきん【真字二分判金】
江戸幕府が文政元年(1818)から鋳造した二分判金。楷書で「文」の字の極印(ごくいん)を打ってある。真字二分金。
しん‐そう【真草】
真書(楷書)と草書。
しん‐たい【真体】
1 そのものの真実のすがた。「自己を鍛練して自己の—に達すると共に」〈西田・善の研究〉 2 楷書の字体。楷書体。
じ‐しゅ【字種】
ある言語で用いられる文字の種類。特に漢字で異なる文字と認められる一つ一つの文字。「教育漢字の—は1026字とする」 [補説]漢字の場合、標準的な文字についてその種類を数える。異体字等については字...
せいか‐もじ【西夏文字】
西夏で用いられた表意文字。1036年国定文字として公布され、以後400年余り使われた。漢字によく似た形をもち、総数六千数百字。縦書きで、楷書・行書・草書・篆書(てんしょ)の書体がある。日本の西田...
せい‐しょ【正書】
楷書(かいしょ)のこと。
せいちょう‐たい【清朝体】
和文活字書体の一。楷書体のうち毛筆書きに似せた書体。あいさつ状・名刺などに用いる。
そうちょう‐たい【宋朝体】
和文活字書体の一。縦線・横線の太さがほぼ等しく、やや右肩上がりの楷書体。年賀状・名刺などの印刷に用いる。
てん‐しょ【篆書】
中国で秦以前に使われた書体。大篆と小篆とがあり、隷書・楷書のもとになった。印章・碑銘などに使用。篆。
ぶんせい‐きんぎん【文政金銀】
江戸幕府が文政年間に鋳造を始めた金銀貨。二分金・一朱金・一朱銀の新鋳と、小判・一分金・二分金・丁銀・豆板銀・二朱銀の改鋳とがある。背面に草書の「文」の字があるものを草文・草文字金銀・新文字金銀と...