しつない‐がく【室内楽】
少人数の独奏楽器による合奏音楽。弦楽四重奏・ピアノ三重奏など多くの形態がある。元来は教会・音楽会場以外の宮廷の一室などで演奏された音楽をさし、声楽の入ることもあった。チェンバーミュージック。
しば‐でんがく【芝田楽】
舞台を作らずに、神社の社頭の庭で演じる田楽。
しもつき‐かぐら【霜月神楽】
湯立(ゆだ)て神楽のうち、特に万物の生気が弱まるとされる陰暦11月ごろに行うもの。長野県飯田市の遠山祭、愛知県北設楽郡の花祭りなど。
しゅうきょう‐おんがく【宗教音楽】
1 宗教儀式に伴って発達した音楽。キリスト教のグレゴリオ聖歌・ミサ曲、仏教の声明(しょうみょう)など。 2 宗教的題材による演奏会用音楽。レクイエムやオラトリオなど。
しゅうふうらく【秋風楽】
雅楽。唐楽。盤渉(ばんしき)調の中曲。舞は四人舞。現在は曲・舞ともに廃絶。
しゅんでいらく【春庭楽】
雅楽。唐楽。双調で新楽の中曲。舞は蛮絵装束の四人舞。立太子の式、春の節会に舞った。舞楽で春庭楽を2回繰り返して舞うときは、春庭花(しゅんでいか)という。
しょう‐がく【昇楽】
「昇り楽」に同じ。
しょうわらく【承和楽】
雅楽。唐楽。壱越(いちこつ)調で新楽の中曲。舞は四人舞。大戸清上(おおとのきよがみ)作曲。三島武蔵(みしまのたけくら)が作舞したという。冬明楽(とうめいらく)。
しょく‐どうらく【食道楽】
「食い道楽」に同じ。 [補説]書名別項。→食道楽
しょくどうらく【食道楽】
村井弦斎の長編の小説。料理好きの兄妹と、その妹に恋する青年の物語を通じて、読者に料理の知識を伝える実用小説。明治36年(1903)「報知新聞」に「食道楽(くいどうらく)」のタイトルで連載を開始し...