ろく‐ちょうし【六調子】
雅楽の唐楽に用いる六つの旋法名。太食(たいしき)調・壱越(いちこつ)調・平調(ひょうじょう)・双調(そうじょう)・黄鐘(おうしき)調・盤渉(ばんしき)調。
ろくにん‐ぐみ【六人組】
《(フランス)Les Six》第一次大戦後のフランス楽壇に新風を吹き込んだ、ミヨー・オネゲル・オーリック・プーランク・デュレ・タイユフェールの六人の音楽家のグループ。
ろく‐びょうし【六拍子】
1 音楽で、六つの拍を一つの単位とする拍子。ふつう、第1拍に強声部があり、第4拍が中強のアクセントとなる。 2 長唄の囃子(はやし)の一。大鼓・小鼓による軽快でにぎやかな鳴り物で、舞踊曲の手踊り...
ろく‐めい【鹿鳴】
《「詩経」小雅の「鹿鳴」は、群臣や賓客をもてなす宴会で詠じる歌であるところから》宴会で客をもてなす音楽。また、宴会のこと。
ろくよく‐てん【六欲天】
仏語。三界のうちの欲界に属する六つの天。四王天・忉利天(とうりてん)・夜摩天・兜率天(とそつてん)・楽変化天・他化自在天(たけじざいてん)。六天。
ロザムンデ【Rosamunde】
シューベルトの劇付随音楽「キプロスの女王ロザムンデ」の通称。1823年の作。ふつう、序曲のみが独立した管弦楽曲として演奏されることが多い。
ろ‐ざん【廬山】
中国、江西省北部にある山。鄱陽(はよう)湖の北西岸にあり、北を揚子江が流れる。標高1543メートル。景勝地。晋の慧遠(えおん)が白蓮社を結成した仏教の霊山。陶淵明の靖節(せいせつ)書院、白楽天の...
ロシアしじゅうそうきょく【ロシア四重奏曲】
《原題、(ドイツ)Russische Quartette》ハイドンの弦楽四重奏曲第37番から第42番の通称。全6曲。1781年作曲。通称は、のちにロシア皇帝となったパーベル=ペトロビッチに献呈さ...
ロシアのこうたいし【ロシアの皇太子】
《原題、(ドイツ)Der Zarewitsch》レハールのオペレッタ。全3幕。1927年初演。ロシア皇帝ピョートル1世の長男アレクセイ=ペトロビチをモデルとした作品。日本では吹奏楽編曲版が知られる。
ろ‐しょう【蘆笙】
蘆(あし)の茎を管として用いた笙。中国南方に多い楽器。