たんじゅん‐しゃかい【単純社会】
個人や組織が未分化で、同質的な小社会。スペンサーやデュルケームが用いた概念で、最も原初的な社会をいう。
たんどく‐がいねん【単独概念】
単数の個体にのみ用いられる概念。例えば「富士山」「プラトン」「この本」など。個体概念。
だい‐がいねん【大概念】
論理学における定言的三段論法で、大前提に含まれ、結論の述語となる概念。大名辞。
だいがいねんふとうしゅうえん‐の‐きょぎ【大概念不当周延の虚偽】
論理学における定言的三段論法で、前提では不周延である大概念を結論で周延させるために生じる虚偽。例えば、「すべての動物愛護者は心の優しい人である。彼は動物愛護者ではない。故に、彼は心の優しい人では...
だいしんど‐ちか【大深度地下】
地下40メートル以深、または、建築物の基礎杭の支持地盤上面から10メートル以深の地下。 [補説]平成13年(2001)施行の「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」による概念。
だい‐ぜんてい【大前提】
1 論理学で、三段論法の2前提のうち、大概念を含む前提。 2 あるものの、成立・存在の根本となる条件。「人命尊重が—だ」
ダイナブック【Dynabook】
1 パーソナルコンピューターが登場する以前に、米国の計算機科学者、アラン=ケイが提唱した理想的な小型コンピューターの概念モデル。 2 東芝が開発・販売するノートパソコンのブランド名。
だいよじ‐さんぎょうかくめい【第四次産業革命】
蒸気機関を第一次、電気機関を第二次、製造業の自動化を第三次の産業革命とみなし、インターネットを通じてあらゆる機器が結びつく段階を第四次の産業革命と位置づけたもの。主に製造業を中心に、IoTや人工...
だいよんせだい‐げんしろ【第四世代原子炉】
米国エネルギー省が2030年頃の実用化を目指して提唱した原子炉の概念。ナトリウム冷却高速炉・高温ガス冷却炉・超臨界圧水冷却炉・ガス冷却高速炉・鉛冷却高速炉・溶融塩炉など。燃料の効率的利用、安全性...
だいよん‐の‐かべ【第四の壁】
演劇で、舞台と観客席の間を隔てる架空の壁。舞台上の虚構の出来事と、観客のいる現実世界が切り離されていることを表す概念。だいしのかべ。