ドライ‐スーツ【dry suit】
服内への浸水を防ぐ構造の潜水服。保温性が高いので、低水温下および長時間の潜水に適する。
ドラッグ‐デザイン【drug design】
医薬品開発の一つの方法。既知の化学物質の構造と薬理作用の関係に関する知識をもとに、その構造の一部を改変して新しい効果をもつ物質を開発する方法。
ドルトムント【Dortmund】
ドイツ中西部、ノルトライン‐ウェストファーレン州の都市。ルール地方の東部に位置する。中世にはハンザ同盟都市となり、ルール炭田とともに発展。鉄鋼業やビール醸造業が盛んだったが、産業構造の変化に伴い...
ないいんせい‐カンナビノイド【内因性カンナビノイド】
生体内で作られる、マリファナに似た作用と構造をもつ物質の総称。神経細胞間のシナプス伝達の強さを抑制するはたらきがある。主なものとして、アナンダミドと2-アラキドノイルグリセロール(2-AG)があ...
なかやま‐しげる【中山茂】
[1928〜2014]科学史家。兵庫の生まれ。昭和46年(1971)に米国の科学史家トーマス=クーンの著書「科学革命の構造」を翻訳し、パラダイム論を日本に紹介した。
なげし【長押】
日本建築で、柱から柱へと水平に打ち付けた材。もとは柱を連結する構造材であったが、貫(ぬき)が用いられるようになってから装飾化した。取り付ける位置によって、地長押・腰長押・内法(うちのり)長押・蟻...
ナノセルロース【nanocellulose】
セルロースナノファイバー、またはこれを結晶化したセルロースナノクリスタルなど、ナノ構造のセルロースの総称。
ナノチューブ【nanotube】
直径が10億分の1メートル程度(ナノメートル程度)の管状の物質の総称。代表的なナノチューブとして、炭素原子が六角形の格子状に並んだ表面構造をとるカーボンナノチューブが知られ、単にナノチューブとい...
ナノ‐マシニング【nano machining】
ナノメートル程度という分子レベルの微細構造をつくる技術。走査型トンネル顕微鏡、原子間力顕微鏡、光ピンセット、自己組織化などの技術を応用する。→マイクロマシニング →ナノマシン →NEMS(ネムス)
ナフタレン‐かん【ナフタレン環】
2個のベンゼン環が一辺を共有して縮合した構造。芳香環の一つ。→ナフタレン