じこじゅうりょく‐けい【自己重力系】
互いに重力を及ぼしあう粒子からなる系。重力は外部から与えられず、粒子の分布によってのみ定まる。主に宇宙物理学において、銀河や銀河団の構造や進化を知る上で、それぞれ恒星や銀河を粒子と見なして運動方...
じこそうじ‐せい【自己相似性】
部分と全体が相似となる性質。幾何学的な構造や統計的性質など、空間的・時間的に異なるスケールで計測した部分と全体が比例関係で表されるものを指す。→フラクタル
じざい‐つぎて【自在継(ぎ)手】
回転する二軸が、ある角度で交わるなど、一直線上にない場合に連結することができる構造の継ぎ手。万能継ぎ手。ユニバーサルジョイント。
じしん‐がく【地震学】
地震とその原因、地震に関係する地学的諸現象、地震波による地球内部構造の研究などを取り扱う、地球物理学の一分野。
じしん‐たんさ【地震探査】
爆薬の爆発を利用して人工的な地震を発生させ、その地震波(弾性波)の伝播(でんぱ)の状況から地下の構造を知り、鉱床などの地下資源を探索する方法。地震探鉱。
じしんは‐トモグラフィー【地震波トモグラフィー】
地震波の伝播時間の差を利用して、地球内部の三次元構造を調べる手法。医療分野のCTやPETと同じ原理で内部構造(速度分布)を画像化する。この手法により、日本付近の太平洋プレートの沈み込みや、プルー...
じ‐じゅう【自重】
1 自分の体重。「—トレーニング」 2 船舶・車両・構造物などの、それ自体の重量。
ジストロフィン【dystrophin】
筋細胞の構造を保つ役割を担う棒状のたんぱく質。骨格筋のほか、心筋・平滑筋・神経細胞・シナプスにも存在する。 [補説]ジストロフィンを生成する遺伝子はX染色体上にあり、その異常によってデュシェンヌ...
じそう‐しほ【自走支保】
機械化された炭鉱で広く使われる鋼製の支保工(しほうこう)で、油圧シリンダーの作動により枠構造を前進させる機構となっているもの。
じ‐だい【時代】
[名] 1 社会構造・政治形態や文化・思想など、ある目安によって区分された、相当の長さの歴史的期間。年代。「—の流れ」「平安—」「封建—」 2 何かの意味における一定の時の長さ。時勢。「—が変...