こ‐づち【小槌】
1 小さな槌。「打ち出の—」 2 紋所の名。打ち出の小槌を図案化したもの。
こも‐づち【薦槌】
薦を編むとき、糸に下げたおもり。これを交互に替えて編む。
さい‐づち【才槌/木椎】
1 小形の木槌。 2 「才槌頭」の略。「此畜生(こんちきしょう)分らねえ—だな」〈円朝・真景累ヶ淵〉
じょうき‐つい【蒸気槌】
⇒蒸気ハンマー
すい‐つい【水槌】
⇒ウオーターハンマー
たからのつち【宝の槌】
狂言。打ち出の小槌(こづち)だとだまされて古い太鼓のばちを買った太郎冠者が、何も出ないので主人にいろいろ言いわけをする。
大地(だいち)に槌(つち)
《大地を槌で打つということから》確実で絶対に失敗しないことのたとえ。
つい【槌】
[人名用漢字] [音]ツイ(漢) [訓]つち 〈ツイ〉物をたたく工具。つち。「鉄槌」 〈つち(づち)〉「槌音/相槌(あいづち)・金槌(かなづち)・木槌・才槌」
つち【土/地】
1 岩石が分解して粗い粉末になったもの。土壌。「花壇の—を入れ替える」 2 地球の陸地の表面。地面。大地。「故国の—を踏む」 3 「天」に対し、地上のこと。「空から—へひと息にポーンと降り立つ雨...
つち【槌/鎚/椎】
1 物をたたく工具。頭部はふつう円柱形で、柄が付いている。木づち・金づちなどがある。 2 紋所の名。1をかたどったもの。