そう【槍】
[人名用漢字] [音]ソウ(サウ)(呉) [訓]やり 〈ソウ〉やり。「槍術/真槍・刀槍」 〈やり〉「槍先/手槍」 [名のり]ほこ
そう‐きへい【槍騎兵】
槍(やり)を持った騎兵。
そう‐じゅつ【槍術】
槍(やり)を使う武術。槍法。
やり【槍/鎗/鑓】
1 長い柄の先に細長い剣(穂)をつけた武器。鎌倉末期からもっぱら戦場で用い、室町末期には道具と称して、これを重んじた。穂の形により、素槍・鎌槍・十文字槍・鉤(かぎ)槍などがある。「—をしごく」 ...
やり【槍】
《原題、(スペイン)Las Lanzas》⇒ブレダの開城
やり‐いか【槍烏賊】
ジンドウイカ科のイカ。外套(がいとう)長が約40センチ。細長くて後端がとがり、ひれは三角形で大きい。春、産卵のため海岸に接近。刺身やするめにする。ささいか。さやなが。つついか。
やり‐おどり【槍踊(り)】
大名行列の槍振りの動作を舞踊化したもの。歌舞伎では、元禄期(1688〜1704)に名女形水木辰之助が踊ったものが有名。
やり‐が‐たけ【槍ヶ岳】
長野・岐阜県境、飛騨山脈中部にある山。穂高岳の北にあり、標高3180メートル。山頂は三角の岩峰をなし、槍の穂先に似る。
槍(やり)が降(ふ)っても
どんな困難があっても。また、風雨をいとわないさまにいう。「—行く」
やり‐がらみ【槍絡み】
槍ぶすまを作って敵軍に対する一隊。