かみ‐ざま【上様/上方】
《古くは「かみさま」とも》 1 うえの方。⇔下様(しもざま)。「露の落つるに枝のうち動きて、人も手ふれぬに、ふと—へあがりたるも」〈枕・一三〇〉 2 上流階級の人々。身分の高い人々。⇔下様(しも...
か‐よう【斯様】
[形動][文][ナリ]このよう。このとおり。「—な内容です」「—に申しております」
からくさ‐もんよう【唐草文様】
つる草が波状または四方に伸びているような曲線文様。ギリシャ・ペルシアなど世界各地で古くから使われ、日本には唐から伝わった。葡萄(ぶどう)唐草・牡丹(ぼたん)唐草などがある。
から‐よう【唐様】
1 中国風であること。唐風(からふう)。「—にいえば風流瀟洒」〈逍遥・当世書生気質〉 2 中国風の書体。特に、江戸時代の学者間で流行した、元・明(みん)風の書体。 3 行・草書以外の漢字の書体。...
かれ‐よう【離れ様】
[形動ナリ]しだいに遠のくさま。縁が切れそうになるさま。「この男、河内の国に人をあひ知りて通ひつつ、—にのみなりゆきけり」〈古今・雑下・詞書〉
かわり‐よう【変(わ)り様】
変化のぐあい。変わり方。「人心の—を嘆く」
きかがくてき‐もよう【幾何学的模様】
直線と曲線によって構成された抽象的模様。
きき‐よう【聞(き)様】
聞く方法。聞き方。また、聞いて理解する態度。「—が悪い」
き‐さま【貴様】
[代]二人称の人代名詞。 1 男性が、親しい対等の者または目下の者に対して用いる。また、相手をののしる場合にも用いる。おまえ。「—とおれ」「—の顔なんか二度と見たくない」 2 目上の相手に対して...
きた‐ざま【北様/北方】
北の方。北の方角。「その川より渡りて、—にさして行きて」〈宇津保・俊蔭〉