あり‐よう【有り様】
1 物事の状態。ようす。ありさま。「世の中の—に疑問を感じる」 2 ありのままの姿。実情。ありてい。「事の—を申し上げましょう」 3 あるべきわけ。あるわけ。「うまい解決策なんて—がない」
ある‐よう【有る様】
1 「ありさま1」に同じ。「光源氏の—など、ところどころ語るを聞くに」〈更級〉 2 特別の理由。事情。わけ。「この君は、—ありてや、かくこもり居給ひつらむ」〈宇津保・嵯峨院〉
あれ‐もよう【荒れ模様】
1 天候の状態が悪くなりそうな気配。「山は—だ」「—の空」 2 人の機嫌や会場の雰囲気などが悪そうな、また、悪くなってきそうなようす。「課長は朝から—だ」
あんば‐さま【阿波様】
千葉県から東北地方にかけての太平洋岸の漁村で信仰されている神。漁を休んで漁具を浜に集めてこの神を祭り、豊漁を祈る。
いい‐ざま【好い様】
[連語]《「いい」は反語的表現》他人のみっともない行動をあざけっていう語。「肝心の本番でとちるなんて、—だ」
いい‐ざま【言(い)様】
[名]ものの言い方。いいよう。「人を小ばかにした—」 [副]《「いいさま」とも》(「…といいざま」の形で)言うと同時に。言うやいなや。「『よし、行こう』と—立ち上がった」
いい‐よう【言(い)様】
言い表し方。言い方。「なんとも—がない」「ものも—で角が立つ」
いえ‐よう【家様】
御家流(おいえりゅう)のこと。
いか‐さま【如何様】
[名・形動]いかにも本当らしく見せかけること。また、そのさまや、そのもの。いんちき。「—をやる」「—ばくち」「随分—な人物だと」〈宙外・独行〉 [副] 1 自分の考えがまちがっていないはずだ...
いか‐よう【如何様】
[形動][文][ナリ] 1 状態・方法などを問う意を表す。どのよう。「—な品をお探しですか」 2 物事の程度を強調する意を表す。どのよう。「—にもおわびします」