あべ‐まき【あべ槙】
ブナ科の落葉高木。山陽地方の山地に多く、樹皮に厚いコルク層が発達する。葉はクヌギに似るが、裏面は灰白色。雌雄異株で、5月ごろ、黄褐色の尾状の雄花、多数の苞(ほう)をもつ雌花をつける。果実はどんぐ...
いぬ‐まき【犬槙】
マキ科の常緑高木。関東以南の山地に自生し、高さは約25メートルに達する。葉は扁平な線形または披針(ひしん)形で、密に互生。雌雄異株。庭園に植栽し、材は建築材などにする。名は、昔、杉をマキとよんだ...
いぶき‐びゃくしん【伊吹柏槙】
イブキの別名。
えんぴつ‐びゃくしん【鉛筆柏槙】
エンピツノキの別名。
こうや‐まき【高野槙】
コウヤマキ科の常緑高木。日本特産。山地に自生。葉は束生し、厚く長い針状で両面に浅い溝がある。雌雄同株。3月ごろ、枝の先に黄褐色で群生する雄花と、単生する雌花がつく。材は建築や家具に用いる。庭園に...
しん【槙〔槇〕】
[人名用漢字] [音]シン(呉)(漢) [訓]まき 木の名。「柏槙(びゃくしん)」 [難読]槙皮(まいはだ)
はい‐びゃくしん【這柏槙】
イブキの変種。枝が地上を横にはって広がり、葉は針状。庭木として栽培。壱岐・対馬には自生する。そなれ。
びゃく‐しん【柏槙】
イブキの別名。
まき【槙】
姓氏の一。 [補説]「槙」姓の人物槙有恒(まきありつね)槙文彦(まきふみひこ)
まき【槙】
日本の俳誌。昭和49年(1974)、平井照敏の主宰により創刊。