さかはち‐ちょう【逆八蝶】
タテハチョウ科のチョウ。中形で、前翅(まえばね)・後ろ翅とも褐色の地に逆「八」字形の白帯があるが、春型と夏型で模様が異なる。幼虫はイラクサなどを食う。《季 春》
さが‐にしき【佐賀錦】
縦糸に金銀箔を紙にはって細く切ったもの、横糸に多彩な絹糸を用いて、幾何学模様や絵模様を織り出した手織りの錦織物。江戸中期、佐賀鹿島藩の鍋島家9代夫人の創案という。紙入れ・ハンドバッグなどに用いる。
さがら‐ぬい【相良繍い】
日本刺繍(ししゅう)で、布の表面に小さな結び玉を作り、それで模様を表す技法。疣(いぼ)繍い。瘤(こぶ)繍い。玉繍い。
さくし‐アート【錯視アート】
錯視を利用した作品。実際の色や形、大きさと異なって見える絵画や、模様が動いて見える静止画など。トリックアート。
さくら‐づくし【桜尽（く）し】
１ 図案や模様などに、各種の桜の花を並べたもの。 ２ 歌や文章の中に、桜の種類を口調よく列挙すること。また、その歌や文章。
ささ‐ぐも【笹蜘蛛】
ササグモ科のクモ。体長約1センチ。黄緑色で背面に赤・白・黒色の模様がある。草の間を歩きまわり、跳び上がって虫を捕らえる。
ささ‐づくり【笹作り】
１ 刀剣の縁頭(ふちがしら)・鐺(こじり)などの金物に笹の葉の模様を彫ったもの。 ２ キス・サヨリなど、身の細い魚の刺身の作り方。三枚におろし、斜めに切って笹の葉の形にしたもの。
さしこ‐おり【刺（し）子織（り）】
刺し子に似せて織った織物。ふつう、平織りの地に、同色または色の異なる縦糸・横糸を浮かせて模様を織り出したもの。
さし‐こみ【差（し）込み／指（し）込み】
１ 差し込むこと。また、そのもの。 ２ 「差し込みプラグ」の略。また、コンセントをいうこともある。 ３ 胸や腹などの突然の激しい痛み。主に、胃痙攣(いけいれん)。癪(しゃく)。 ４ 花模様などの...
さし‐ぬい【刺（し）縫い】
１ 布を何枚も重ねて、針を一針ずつ刺して縫うこと。 ２ 日本刺繍(にほんししゅう)で、模様の輪郭の刺し目はそろえ、中は針目をそろえないで長短交互に刺し埋める刺し方。
