あい‐がえし【藍返し】
小紋などの模様のある上から、さらに藍で染め返したもの。
あい‐ずり【藍摺り】
1 藍を用いて、紙や絹布に花鳥などの模様を青くすり出したもの。また、その布製の衣服。あおくさずり。あおずり。 2 「藍絵」に同じ。
あいづ‐ろうそく【会津蝋燭】
会津地方産の蝋燭。上質・純白で、絵模様のあるのが特色。絵蝋燭。
あい‐にく【生憎】
《「あやにく」の音変化》 [形動][文][ナリ]期待や目的にそぐわないさま。都合の悪いさま。「—な空模様」「—ですが、もう売り切れました」 [副]折あしく。ぐあい悪く。「彼を訪ねたが、—留守...
あ‐いろ【文色】
《「あやいろ」の音変化》模様。また、物のようす。多くあとに打消しの語を伴う。文目(あやめ)。「ものの—もわかたないほどに暮れかけたが」〈里見弴・多情仏心〉
あおずり‐の‐きぬ【青摺りの衣】
1 物忌みのしるしとして、白地に山藍(やまあい)の葉などで模様を青く型摺りにした衣。 2 祭礼などに東(あずま)遊びの舞を奉仕する舞人の着用する装束。
あおべかものがたり【青べか物語】
山本周五郎による連作短編小説。昭和35年(1960)「文芸春秋」誌に連載。浦安をモデルとする架空の町「浦粕」を舞台に、昭和初期の漁師町の人間模様を描いた作品。昭和36年(1961)、文芸春秋読者...
あかふく‐もち【赤福餅】
小餅に小豆(あずき)のこしあんをまぶした、伊勢の名菓。あんにつけた波形模様は、五十鈴(いすず)川のせせらぎを表すという。あかふく。
あかみみ‐がめ【赤耳亀】
ヌマガメ科のカメ。甲長約30センチで、黄や緑色の斑紋があり、目の後方に赤い模様をもつ。北アメリカに分布。子亀はミドリガメとよばれる。 [補説]令和5年(2023)6月以降、アメリカザリガニととも...
あさがお‐ぞめ【朝顔染(め)】
朝顔の花の模様を、紺または紫色で所々ぼかし染めにした染め模様。元禄ごろに流行。