怖(こわ)いものなし
恐ろしいと思うものがなく、かって気ままに振る舞える。「天下に—の権力者」
ごう‐えん【強縁/剛縁】
有力者や権力者と縁故のあること。また、それを利用してわがままな行いをすること。「郎等、本の妻(め)はありけれども、—を取ると思ひて、喜ぶこと限りなし」〈今昔・二六・五〉
ご‐さた【御沙汰】
天皇・将軍などの最高権力者の指示・命令。また、その意思に基づいて行われる官府や裁判などの指示・命令。「弥五兵衛一族の者は門を閉じて上の—を待つことにして」〈鴎外・阿部一族〉
ごよう‐がくしゃ【御用学者】
時の政府・権力者などに迎合して、それに都合のよい説を唱える学者。
さいせい‐いっち【祭政一致】
祭祀の主宰者と政治上の権力者が同一であること。また、そのような思想および政治形態。古代国家などに多くみられる。政教一致。
すり‐よ・る【擦(り)寄る/摩り寄る】
[動ラ五(四)] 1 すれ合うほどに近寄る。「子供が—・って甘える」 2 ひざをすって近寄る。にじり寄る。「枕元へ—・って病人を介抱する」 3 利益を得るなどの目的で、親しくなろうとする。「権力...
スルターン【(アラビア)sulṭān】
《権力者の意》スンニー派イスラム諸王朝の君主の称号。スルタン。サルタン。
せい‐えつ【請謁】
1 貴人に面会を願うこと。 2 権力者に頼みこむこと。
せい‐へん【政変】
政権の変動。内閣の更迭やクーデターによる権力者の交替など。
そっ‐きん【側近】
権力者や貴人のそば近く仕えること。また、その人。「大統領の—」