かい【櫂】
《「か(掻)き」の音変化》船を人力で進めるための棒状の船具。棒の先端を翼状に削ったもので、舷にかけて水を掻いて船を進める。「—をこぐ」 [補説]書名別項。→櫂
かい【櫂】
詩を中心とする日本の文芸同人誌。昭和28年(1953)、茨木のり子、川崎洋らが創刊。同人に、谷川俊太郎、吉野弘、大岡信、飯島耕一らがいる。 宮尾登美子の小説。第二次大戦前の高知を舞台とする自...
かい‐さき【櫂先】
1 櫂の先。 2 茶杓(ちゃしゃく)の先端の部分。茶をすくう櫂状の部分。葉先。
櫂(かい)は三年(さんねん)櫓(ろ)は三月(みつき)
櫂の使い方は、櫓に比べてずっとむずかしいということ。
かい‐ぼう【櫂棒】
酒・醤油などの醸造で、麹やもろみをかき混ぜ、発酵をうながすための棒状の道具。
とう‐か【棹歌/櫂歌】
船頭が舟をこぎながらうたう歌。ふなうた。