しゅ‐がく【修学】
1 「しゅうがく(修学)」に同じ。 2 世渡りの工夫・才覚。「ゆづり銀三百貫目ありしを、—あしく次第に減りて」〈浮・懐硯・五〉
しゅんじゅう‐じだい【春秋時代】
《魯(ろ)の年代記「春秋」に記載された時代の意》中国古代、周の洛陽(らくよう)への遷都(前770年)から晋(しん)の太夫韓・魏(ぎ)・趙(ちょう)の三氏が諸侯に列する(前403年)までの約360...
しょう‐こう【消耗】
[名](スル)「しょうもう(消耗)」に同じ。「次第に—して行くより外には何の事実も認められなかった」〈漱石・道草〉 「勢を—する季節の変化を見るまでは」〈長塚・土〉
しらじら‐あけ【白白明け】
《「しらしらあけ」とも》夜が明けようとして、空が次第に白くなりはじめること。また、そのころ。「夜の—に風に吹き曝(さら)されながら」〈谷崎・春琴抄〉
しん‐こう【親好】
仲のよいこと。親しみ。「次第に此家の男女と—を生じ」〈竜渓・経国美談〉
しん‐し【浸漬】
[名](スル)《慣用読みで「しんせき」とも》 1 液体にひたすこと。「—熱」 2 思想や流言などが次第に浸透していくこと。
じょう‐しん【上進】
[名](スル)地位・程度が上がること。向上。「次第次第に—して」〈福沢・福翁自伝〉
じょう‐とう【上騰】
[名](スル) 1 高く上がること。立ちのぼること。「烟は次第に—し」〈永峰秀樹訳・暴夜物語〉 2 物価が高くなること。騰貴。昇騰。「地価が—する」
じょう・びる【上びる】
[動バ上一]上品になる。上等になる。「げびる」に対していう。「かやうに次第に物が—・びては」〈浮・立身大福帳〉
すい‐うん【衰運】
次第に勢いがなくなって衰えてゆく運命。⇔盛運。「—の一途をたどる」