とう‐ぜん【東漸】
［名］(スル)勢力が東の方へ次第に伝わり広まること。「仏教が—する」
どう‐しゅう【同臭】
１ 同じにおい。同じくさみ。 ２ 「同臭味」に同じ。「次第に—の人も相加はり寄りつどふ事なりしが」〈蘭学事始〉
なり‐ゆき【成（り）行き】
１ 物事が次第に変化していくようすや過程。また、その結果。「事態の—を見守る」「—にまかせる」 ２ 「成り行き注文」の略。
なり‐ゆ・く【成（り）行く】
［動カ五（四）］次第にある状態に移っていく。「どう—・くかを見きわめる」
ねび‐ゆ・く【ねび行く】
［動カ四］次第に成長していく。大人になっていく。「—・かむさま、ゆかしき人かな」〈源・若紫〉
はい‐し【廃弛】
［名］(スル)すたれゆるむこと。弛廃(しはい)。「法令も、今は次第に—し」〈竜渓・経国美談〉
はから・う【計らう】
［動ワ五（ハ四）］ １ 考え合わせて、適切に処置する。とりはからう。「便宜を—・う」「よきに—・え」 ２ 何かを決めるために話し合う。相談する。「友人と—・って決める」 ３ 計画を立てる。企てる...
はじめ【始め／初め】
１ はじめること。また、はじめた時期。「勤め—」「タバコの吸い—」⇔終わり。 ２ 物事の起こり。起源。「国の—」 ３ 物事を行う最も早い時期。最初のころ。副詞的にも用いる。「五月の—」「何をする...
ハドレー‐じゅんかん【ハドレー循環】
地球規模の大気大循環の一つ。赤道付近の熱帯収束帯で温められて上昇した空気が、南北方向に緯度30度付近まで移動しつつ、次第に冷えて亜熱帯高圧帯で下降し、再び赤道に向かって循環を形成する。地表付近で...
はやし‐ごと【囃子事】
能・狂言で、謡なしに器楽だけで演奏する部分。立ち方の登場・退場に用いる出入り事（次第・一声(いっせい)など）と、舞台における動きに伴う舞事・働き事などがある。
