じろちょうさんごくし【次郎長三国志】
村上元三の歴史小説。また、これを原作とするマキノ雅弘監督による時代劇映画のシリーズ名。昭和27年(1952)公開の第1作「次郎長三国志次郎長売出す」を皮切りに、昭和29年(1954)までの間に全...
すがい‐すがい【次ひ次ひ】
[形動ナリ]《動詞「すが(次)う」の連用形を重ねたもの》次から次へと行われるさま。次々に起こるさま。「しだり咲く萩の古枝に風かけて—に牡鹿なくなり」〈山家集・上〉
すが・う【次ふ】
[動ハ四] 1 すぐあとに続く。次(つ)ぐ。また、匹敵する。多く、複合語の形で用いられる。「中の君も、うち—・ひて、あてになまめかしう」〈源・紅梅〉 2 くいちがう。いきちがう。「—・ひて遇(あ...
すき【主基/次】
《2番目、次(つぎ)の意》大嘗祭(だいじょうさい)のとき、悠紀(ゆき)とともに神饌(しんせん)の新穀を献上すべき国郡。また、そのときの祭場。→悠紀(ゆき)
すぎ‐すぎ【次次】
[副]つぎつぎ。「公達、同じほどに—大人び給ひぬれば」〈源・紅梅〉
すけ【次官】
律令制で、四等官(しとうかん)の第二位。職掌は長官(かみ)と同じで、長官を補佐し、時にその代理をする。「輔」「介」など官司により用字が異なる。→四等官
つい‐で【次いで】
[接]《「つ(次)ぎて」の音変化》引き続いて。あるものの次に。「開会式が行われ、—競技に入った」
つぎ【次】
1 すぐあとに続くこと。また、そのもの。「—の日曜」「—の角を曲がる」 2 あるものに続く地位。一段低い地位。また、一段劣ること。「主峰の—に位置する」 3 座敷に続く控えの間。次の間(ま)。「...
つぎ‐うた【続ぎ歌/継(ぎ)歌/次歌】
1 歌会で、五十首・百首など一定数の詠題をくじなどで分け、列座の複数の作者が次々に和歌を詠むこと。また、その和歌。鎌倉中期以降に流行。 2 次節(つぎぶし)の異称。
つぎ‐おくり【次送り】
次から次へと順を追って送り渡すこと。順送り。「—に送る」