せつ‐よく【節欲/節慾】
欲望をおさえること。
たい‐よく【大欲/大慾】
《「だいよく」とも》 1 非常に欲の深いこと。また、その人。 2 強い欲望。
た‐よく【多欲/多慾】
[名・形動]多くをほしがること。欲が深いこと。また、そのさま。「—な人」
たん‐よく【貪欲】
[名・形動]「どんよく(貪欲)」に同じ。「汝の—を遂んとするも」〈織田訳・花柳春話〉
ちしき‐よく【知識欲】
知識を得たいという欲望。「旺盛(おうせい)な—」
てんり‐じんよく【天理人欲】
中国哲学で、倫理思想を表す概念の一。天理は自然のままの本性、人欲は外部の刺激によって起こる欲求。宋学では、人欲よりも天理に従うことを強調した。
とん‐よく【貪欲】
仏語。三毒・十悪の一。欲望にまかせて執着しむさぼること。貪。
どう‐よく【胴欲/胴慾】
[名・形動]《「どんよく(貪欲)」の音変化》 1 非常に欲の深いこと。また、そのさま。「—な人」 2 思いやりがなく、むごいこと。また、そのさま。非道。「さりとは—な」〈浮・禁短気・二〉 [派生...
どん‐よく【貪欲】
[名・形動]《古くは「とんよく」とも》非常に欲が深いこと。むさぼって飽くことを知らないこと。また、そのさま。「—に知識を吸収する」「—な男」 [派生]どんよくさ[名]
にく‐よく【肉欲/肉慾】
性的な満足を得るための、肉体的な欲望。性欲。情欲。「—におぼれる」