キプチャク‐ハンこく【キプチャクハン国】
《Kipchak》モンゴル帝国の四ハン国の一。1243年、チンギス=ハンの孫バトゥ(抜都)がキルギス草原にロシアのキプチャク草原を加えて建国。都はボルガ河畔のサライ。14世紀前半に最も繁栄したが...
きん【欽】
[人名用漢字] [音]キン(漢) [訓]つつしむ 1 つつしみ敬う。「欽仰・欽羨(きんせん)・欽慕」 2 天子に関する物事に付けて敬意を示す語。「欽定・欽命」 [名のり]うや・こく・ただ・ひとし...
きん‐ぎょう【欽仰】
[名](スル)尊敬し慕うこと。きんこう。きんごう。「天才を—し、英雄を崇拝する心」〈鴎外・羽鳥千尋〉
きん‐こう【欽仰】
⇒きんぎょう(欽仰)
きんさ‐だいじん【欽差大臣】
中国、清代におかれた臨時の官職。皇帝直属で、内乱鎮圧・対外重要問題処理などを担当した。
きん‐せん【欽羨】
[名](スル)敬いつつ、うらやましく思うこと。「頻(しきり)に日本人種の独り東洋に雄飛するを—せり」〈竜渓・浮城物語〉
きん‐てい【欽定】
君主の命令によって制定すること。
きんてい‐けんぽう【欽定憲法】
君主によって制定された憲法。大日本帝国憲法(明治憲法)など。→協定憲法 →民定憲法
きんてい‐しそう【欽定詩宗】
「桂冠(けいかん)詩人」に同じ。
きんていやくせいしょ【欽定訳聖書】
《原題The Authorized Version of the Bible》ジェームズ1世のもとで英訳された聖書。1611年刊。簡潔な表現、荘厳な韻律、美しい語句は、近代英語の散文に大きな影響...