またま‐で【真玉手】
手の美称。「—玉手さし枕(ま)き」〈記・上・歌謡〉
まっかなたいよう【真赤な太陽】
歌謡曲。歌手、美空ひばりの代表曲。昭和42年(1967)発売。ジャッキー吉川とブルーコメッツの演奏による。吉岡治作詞、原信夫作曲。
まつかぜ‐もの【松風物】
浄瑠璃・歌舞伎・歌謡などで、謡曲「松風」に取材した作品。義太夫節「松風村雨束帯鑑」、長唄「汐汲」、清元節「今様須磨の写絵」など。
まつのおちば【松の落葉】
江戸中期の歌謡集。6巻。宝永7年(1710)刊。「松の葉」にもれた歌を収録した「落葉集(おちばしゅう)」を増補・改訂したもの。 江戸後期の随筆。4巻。藤井高尚著。天保3年(1832)刊。神道...
まつのは【松の葉】
江戸中期の歌謡集。5巻。秀松軒(しゅうしょうけん)編。元禄16年(1703)刊。当時の上方で伝承・演奏されていた三味線歌曲の歌詞を分類・集成したもの。
ま‐つぶさ【真具】
[形動ナリ]整いそろっているさま。十分なさま。「ぬばたまの黒き御衣(みけし)を—に取り装(よそ)ひ」〈記・上・歌謡〉
まつら・う【服ふ/順ふ】
[連語]《動詞「まつ(奉)る」の未然形+反復継続の助動詞「ふ」。上代語》従う。服従する。「這ふ虫も大君に—・ふ」〈雄略紀・歌謡〉
まつ・る【奉る】
[動ラ四]《「祭る」と同語源》 1 「やる」「おくる」の謙譲語。尊者に献上する。差し上げる。「秋つ葉ににほへる衣我は着じ君に—・らば夜も着るがね」〈万・二三〇四〉 2 (その動作を受ける尊者を主...
まなが・る
[動ラ四]手足をさしかわす。一説に、かわいがる意ともいう。「栲綱(たくづの)の白き腕(ただむき)素手抱(そだた)き手抱き—・り」〈記・上・歌謡〉
まな‐ばしら【鶺鴒】
セキレイの古名。「ももしきの大宮人はうづらとり領巾(ひれ)取り掛けて—尾行き合へ」〈記・下・歌謡〉