かたいやくげん【歌体約言】
江戸中期の歌論書。1巻。田安宗武著。延享3年(1746)成立。万葉集の古風の意義を説く。
か‐だい【歌題】
和歌の題。兼題・席題などがある。
か‐だん【歌壇】
歌人たちの社会。
か‐てん【歌天】
胎蔵界曼荼羅(たいぞうかいまんだら)の外金剛部院に位置する楽神。
か‐とう【歌頭】
踏歌(とうか)の音頭を取る役。また、その人。「この四位侍従、右の—なり」〈源・竹河〉
か‐どう【歌堂】
歌をうたう所として設けた建物。「—舞閣は野狐の里」〈性霊集・一〉
か‐どう【歌道】
和歌の道。和歌を詠む技法・作法。
かどうしょうけん【歌道小見】
島木赤彦による歌論集。大正13年(1924)、アララギ叢書の第16編として刊行。
かどう‐でんじゅ【歌道伝授】
難解な和歌の解釈や、和歌に関する典礼・故実などの奥義を伝授すること。古今伝授(こきんでんじゅ)がその代表例。
か‐ばい【歌唄】
仏をたたえた偈(げ)を曲詞にのせて歌うこと。