きそ‐はじめ【着衣始め】
江戸時代、正月三が日のうちの吉日に、新しい衣服を初めて着ること。また、その儀式。《季 新年》
きたえ‐なお・す【鍛え直す】
[動サ五(四)]悪くなったもの、弱くなったものなどを正して、元の通りにする。「正月でなまった体を—・す」「たるんだ精神を—・す」
き‐だい【木鯛】
1 木彫りの鯛。正月など祝儀の際に掛鯛(かけだい)として用いる。 2 自在鉤(じざいかぎ)の上げ下げを調節する、魚形に彫った木。
きちじょう‐けか【吉祥悔過】
正月に、吉祥天を本尊として最勝王経を読み、罪過を懺悔(さんげ)するとともにその年の五穀豊穣を祈願する法会。
きぬ‐くばり【衣配り】
年末に、正月の晴れ着用として、一門の人々や使用人などに衣服を与えた行事。《季 冬》「この二十一日に例年の—とて、一門中、下人ども、かれこれ集めて」〈浮・胸算用・四〉
き‐ぶん【気分】
1 快・不快など、ある期間持続する、やや漠然(ばくぜん)とした心身の状態。 ㋐ある状況によってもたらされる、その時の心持ち。「仕事をする—になれない」「今日は—がのらない」「—を新たにする」 ㋑...
きゅう【旧】
1 古いこと。古い物事。「—を捨て新につく」⇔新。 2 昔。以前。もと。「—に倍するお引き立て」「—に復する」 3 「旧暦」の略。「—の正月」⇔新。 4 名詞に付いて接頭語的に用い、古い、もとの...
きゅう【旧〔舊〕】
[音]キュウ(キウ)(漢) ク(慣) [訓]ふるい もと [学習漢字]5年 1 現在まで年月を経てきている。昔からの。「旧家・旧式・旧態・旧弊/新旧」 2 年が改まる前の。「旧冬・旧年・旧臘(き...
きゅう‐しょうがつ【旧正月】
陰暦の正月。《季 春》「道ばたに—の人立てる/草田男」
きり‐くい【切り杭】
1 木の切り株。 2 《木の杭から芽が生え出るのにたとえて》中古、正月の女叙位(にょじょい)のとき、女官が、自分の年功と母親の年功を合わせて叙爵を申請したこと。