お‐びしゃ【御歩射】
正月に徒歩(かち)で弓を射て、その結果で1年の豊凶を占う神事。関東地方東部では、祭りの共同飲食だけになったところが多い。→百手(ももて)祭り
おもだか‐くわい【沢瀉慈姑】
オモダカの球茎。クワイの球茎に似て、小形。正月料理に用いる。
おゆどの‐はじめ【御湯殿始め】
１ 「御湯殿の儀式」に同じ。 ２ 鎌倉時代以降、武家で正月に行われた、その年初めて入浴する儀式。
おゆみ‐の‐しんじ【御弓の神事】
正月（多くは小正月）に、神前で矢を射る神事。元来魔よけのためとされたが、年占・武芸の奉納などの意義をもつようになった。奉射(ぶしゃ)。
オランダ‐しょうがつ【オランダ正月】
太陽暦の正月。江戸後期、寛政6年閏11月11日（1795年1月1日）、蘭学者の大槻玄沢(おおつきげんたく)が太陽暦による新年を祝ったのに始まる。
おわり‐まんざい【尾張万歳】
尾張の知多を本拠地とし、正月に家々をめぐった門付け万歳。《季 新年》
おんだらし‐の‐そう【御弓の奏】
平安時代、正月7日の白馬(あおうま)の節会(せちえ)で、17日の射礼(じゃらい)のために兵部省から弓を奉ることを内弁が取り次いで奏上したこと。
おんな‐しょうがつ【女正月】
《この日に女が年賀に出向くところから》正月15日のこと。《季 新年》
おんな‐せつぶん【女節分】
江戸時代、正月19日に、女子が京都吉田神社の厄払い神事（疫神祭）に参詣したこと。節分に参詣する代わりにしたことから、この名がついたとされる。吉田の清祓(きよはらえ)。吉田の大祓。《季 新年》
おんな‐だゆう【女太夫】
１ 江戸時代、菅笠をかぶり、三味線・胡弓(こきゅう)の弾き語りをして歩いた女の門付け芸人。正月には鳥追いとなった。 ２ 浄瑠璃・水芸・奇術などの演芸をする女芸人。 
歌舞伎の変化舞踊「七小町...
