てき‐でん【嫡伝/的伝】
正統を受けつぐこと。直伝(じきでん)。「某(それがし)ことは雪舟の—として」〈浄・反魂香〉
とう【統】
[音]トウ(呉)(漢) [訓]すべる [学習漢字]5年 1 一すじに続くもの。つながり。「系統・血統・皇統・正統・伝統・道統・法統」 2 一つにまとめる。「統一・統括・統計・統制・統率・統治/総...
とう・ず【討ず】
[動サ変]敵などを征伐する。「とがあるを—・じて」〈神皇正統記・仲恭〉
どうぞう【道蔵】
中国の道教経典の集成。現存のものは明代の「正統道蔵」(5305巻、1445年刊)と「万暦続道蔵」(180巻、1607年刊)を合わせたもの。全体は洞真部・洞玄部・洞神部の正経三洞と、太玄部など、副...
なんぼくちょう‐せいじゅんろん【南北朝正閏論】
南朝と北朝のどちらを正統とするかについての論争。「神皇正統記」や「大日本史」以来の経緯があるが、明治44年(1911)両朝を対等とした国定教科書の記述が問題化し、執筆者の文部省編修官喜田貞吉が休...
ニカイア【(ギリシャ)Nikaia】
小アジアの北西部にあった古代都市。325年、ローマ皇帝コンスタンティヌス1世がキリスト教会最初の公会議を召集し、三位一体説をとるアタナシウス派を正統とし、アリウス派を異端とした。現在名イズニク。...
に‐りん【二輪】
1 二つの車輪。また、二輪車のこと。 2 二つの花。「—咲き」 3 二つの丸いもの。「日月—を漂出す」〈神皇正統記・序〉
ハワーリジュ‐は【ハワーリジュ派】
《(アラビア)Khawārij は離脱者たちの意。単数形でハーリジー(Khārijī)派とも》イスラム教成立初期に存在した政治・宗教的党派。第4代正統カリフのアリーとムアーウィヤが争った際に、調...
ハーリドイブンアルワリード‐モスク【Khalid Ibn al-Walid Mosque】
シリア西部の都市ホムスの市街中心部にあるイスラム寺院。アイユーブ朝時代の創建。20世紀初頭、オスマン帝国時代に改築されて現在の建物になった。正統カリフ時代の7世紀に、同地にイスラム教がもたらされ...
バイブル‐ベルト【Bible Belt】
キリスト教篤信地帯。特にアメリカ南部および中部の、聖書を字義どおりに信じる正統派キリスト教徒の優勢な地域をさす。