まえ‐むき【前向き】
1 正面に向くこと。前方に向くこと。まむき。「—に座る」⇔後ろ向き。 2 物事に対する姿勢が積極的、建設的であること。「—に考える」⇔後ろ向き。
ま‐おもて【真面/真表】
真向かい。真正面。
ま‐ぐち【間口】
1 土地・家屋などの正面の幅。表口。「—二間(にけん)の店」⇔奥行き。 2 研究・事業などの領域。「商売の—を広げる」「—の広い学者」
ま‐しょうめん【真正面】
1 まっすぐ正面を向いていること。また、その方向。まっしょうめん。「—に山が見える」 2 物事にまともに相対すること。まっしょうめん。「難問に—から取り組む」
まっ‐こう【真っ向】
《「まっかく(抹額)」の音変化で「真っ向」は当て字か》 1 ま正面。「—から打ちかかる」 2 額のまん中。「刀を—に振りかざす」 3 (「真っ甲」とも書く)兜(かぶと)の鉢の正面。「甲(かぶと)...
まつ‐ばめ【松羽目】
《松を描いた羽目板の意》歌舞伎の大道具の一。能舞台を模して、正面に老松、左右の袖に竹を描いた羽目板模様の張り物。
ま‐と‐も【正面/真面】
[名・形動]《「真(ま)つ面(も)」の意》 1 まっすぐに向かい合うこと。正しく向かい合うこと。また、そのさま。真正面。「—に風を受ける」「—に相手の顔を見る」 2 策略や駆け引きをしないこと。...
ま‐とも【真艫】
1 船の、船尾正面。 2 船尾正面に受ける風。「この風—でござる」〈浮・五人女・一〉
まねき【招き】
1 招くこと。招待。招聘(しょうへい)。「お—にあずかる」 2 烏帽子(えぼし)の正面の部分名。立(たて)烏帽子では前の上部の突き出た部分、折(おり)烏帽子では正面の三角状の部分。 3 近世、幟...
ま‐ほ【真秀/真面】
[名・形動ナリ] 1 よく整って十分なこと。完全なこと。また、そのさま。和歌では多く「真帆」に掛けて使われる。⇔偏(かたほ)。「しなてるや鳰(にほ)の湖に漕ぐ舟の—ならねども逢ひ見しものを」〈源...