うま‐まわり【馬廻り】
1 主君または一軍の大将の乗っている馬の周囲。「義貞は兼ねてより—に勝れたる兵を七千余騎囲ませて」〈太平記・一四〉 2 主君・大将の乗った馬の周囲にあって警護をする騎馬武者。また、その一団。近世...
おい【老い】
1 年老いること。老年。「—を感じさせない身のこなし」 2 年とった人。老人。「—も若きも」 3 名詞の上に付いて複合語をつくり、年とった、の意を表す。「—松」「—武者」
おいとり‐がり【追い鳥狩(り)】
武家時代、勢子(せこ)に追い出させたキジ・ウズラなどを騎馬武者が狩る行事。
おい‐むしゃ【老い武者】
1 老いた武士。 2 老練な武者。「信玄は—と申し度度の合戦になれたる人なり」〈三河物語・三〉
おち‐むしゃ【落(ち)武者】
戦いに負けて逃げてゆく武者。
落(お)ち武者(むしゃ)は薄(すすき)の穂(ほ)に怖(お)ず
落ち武者はおびえているので、ちょっとしたことにも怖がる。怖いと思えば、何でもないものまで、すべて恐ろしく感じることのたとえ。落ち武者は薄の穂に恐(おそ)る。
おに‐むしゃ【鬼武者】
勇猛な武士。荒武者。
おまる‐がわ【小丸川】
宮崎県中部を流れる川。東臼杵(うすき)郡椎葉(しいば)村南東部の九州山地に源を発し、ほぼ東流したのち尾鈴山地に阻まれて南流に転じ、宮崎平野北部の児湯(こゆ)郡高鍋町で日向(ひゅうが)灘に注ぐ。長...
おめでたきひと【お目出たき人】
武者小路実篤の小説。明治44年(1911)発表。理想実現のため一人の少女と結婚を願うが、結局は失恋する。その過程を真摯に、善意をもって描いた初期の代表作。
かい‐し【介士】
甲冑(かっちゅう)をつけた武士。よろい武者(むしゃ)。