ぶ‐び【武備】
戦争に対する備え。軍備。兵備。
ぶ‐ふ【武夫】
武士。武人。軍人。
ぶ‐ふ【武府】
《武蔵国の国府の意》江戸の異称。「洒堂—にまかりけるに」〈旅寝論・去来〉
ぶ‐へん【武辺/武篇】
戦(いくさ)で勇敢に戦うこと。また、その者。転じて、武道に関係する事柄。「此の藤孝公は諸芸には達し給へれども、—はよわかりし」〈戴恩記〉
ぶへん‐しゃ【武辺者】
1 武道に関係する人。また、武勇のある人。ぶへんもの。「—も地震の時の手柄なし」〈広原海〉 2 一郡一城を領するほどの侍大将。〈甲陽軍鑑〉
ぶへん‐だて【武辺立て】
武勇があるように振る舞うこと。また、その人。「この家に一人居るは、定めて—であらう」〈虎寛狂・伯母が酒〉
ぶへん‐もの【武辺者】
「ぶへんしゃ(武辺者)1」に同じ。「世にかくれなき—」〈浮・武家義理・二〉
ぶ‐べん【武弁】
《「弁」はかんむりの意》武士。武官。
ぶ‐めい【武名】
武人としての名声。武勇のほまれ。「—をとどろかす」
ぶ‐もん【武門】
武士の家筋。武家。「—の名折れ」