武士(ぶし)に二言(にごん)なし
武士は一度言ったことを取り消すようなことはしない。信義を重んじ約束を守る意。
ぶし‐の‐しょうほう【武士の商法】
「士族の商法」に同じ。
武士(ぶし)は相身(あいみ)互(たが)い
同じ立場のものは、互いに思いやりをもって助け合うべきであるということ。
武士(ぶし)は食(く)わねど高楊枝(たかようじ)
武士は貧しくて食事ができなくても、あたかも食べたかのように楊枝を使って見せる。武士の清貧や体面を重んじる気風をいう。また、やせがまんすることにもいう。
ぶ‐しゅう【武州】
武蔵(むさし)国の異称。
ぶしゅう‐いっき【武州一揆】
慶応2年(1866)武蔵国で起こった一揆。6月13日同国秩父郡上名栗村で蜂起、19日に壊滅。「世直し」を掲げた貧農らにより豪農層に対する打ちこわしが行われた。武州世直し一揆。
ぶしゅうせんじゅ【武州千住】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。日光奥州街道の第一の宿場として栄えた千住付近の水門脇から眺めた富士山を描く。
ぶしゅうたまがわ【武州玉川】
葛飾北斎による風景版画のシリーズ「富嶽三十六景」の作品の一。武州は武蔵国、玉川は多摩川のこと。現在の府中・調布付近からの風景と見られている。
ぶ‐しょう【武将】
武士の大将。また、武道にすぐれた将軍。「戦国—」
ぶしょう【武昌】
中国、湖北省武漢市の地名。揚子江南岸にあり、もと武漢三鎮の一。辛亥革命の勃発の地。ウーチャン。