牛(うし)を馬(うま)に乗(の)り換(か)える
歩みの遅い牛を捨てて速い馬に乗り換えるように、不利なほうをやめて好都合なほうに便乗することのたとえ。⇔馬を牛に乗り換える。
うす‐づ・く【臼搗く/舂く】
[動カ五(四)]《「うすつく」とも》 1 穀物などを臼に入れて、杵(きね)でつく。「麦を—・く」 2 《日が沈む意もある「舂(しょう)」を訓読みにした語》夕日がまさに没しようとする。「西に—・き...
うち‐いた【打(ち)板】
1 廊下と廊下の間に橋のように渡す歩み板。 2 牛車(ぎっしゃ)に乗り降りするときに、簀(す)の子の板敷きから車に渡す板。 3 鷹匠(たかじょう)が鷹の糞(ふん)を受けるのに用いる板。 4 地面...
うんどう‐ば【運動場】
1 「うんどうじょう(運動場)」に同じ。「—は長方形の芝生である」〈漱石・三四郎〉 2 明治時代、劇場のロビーのこと。「廊下—は勿論東西の花道平土間の間の歩みまで」〈荷風・腕くらべ〉
おそ‐うし【遅牛】
《「おそうじ」とも》歩みの遅い牛。
遅牛(おそうし)も淀(よど)早牛(はやうし)も淀(よど)
京を出発した牛は、歩みが遅くても速くても、結局、淀に着くことに変わりはない。ものに遅速はあっても、結果においては同じであることのたとえ。
おぼほ・す【思ほす】
[動サ四]《「おもほす」の音変化か》「思う」の尊敬語。お思いになる。「見も知らずをかしく—・して歩み入り給へど」〈とりかへばや・三〉
おも‐らか【重らか】
[形動ナリ]「重りか」に同じ。「小さき唐櫃(からびつ)の、金物したるが、いと—なるを」〈増鏡・おどろの下〉 「大の男の—に歩みなして舞台に上り」〈義経記・六〉
かた‐ざま【方様】
《「かたさま」とも》 1 方向。方角。「北の陣の—に歩み行くに」〈能因本枕・二四四〉 2 方面。向き。その筋。「今は、かかる—の御調度どもをこそは、とおぼせば」〈源・賢木〉 3 味方。身内。仲間...
かた‐つむり【蝸牛】
《「かたつぶり」の音変化》腹足綱有肺亜綱に属する陸生の巻き貝のうち、大形のものの総称。殻は螺旋(らせん)形で右巻きが多く、殻から頭や胴の一部を出して移動。頭に二対の触角を備え、長いほうの先端に目...