うち・みる【打ち廻る】
[動マ上一]めぐる。めぐり歩く。「—・みる島の埼埼(さきざき)かき廻(み)る磯の埼落ちず」〈記・上・歌謡〉
うち‐やぶ・る【打(ち)破る】
[動ラ五(四)] 1 強い力でたたき壊す。「ドアを—・る」 2 (「討ち破る」とも書く)相手を攻めて負かす。撃破する。「大敵を—・る」 3 ㋐「破る」を強めていう語。「沈滞を—・る」 ㋑捨て去る...
うち‐わ【内輪】
[名・形動] 1 外部の者を交えないこと。うちうち。身内。「—で祝う」 2 外部には知らせない内部の事情。内幕(うちまく)。うちうら。「あれで—はだいぶ苦しいそうだ」 3 控えめなこと。特に、数...
うち‐わに【内鰐】
鰐足(わにあし)の一。両足のつま先を内側に向ける歩き方。内股(うちまた)。内輪(うちわ)。⇔外鰐(そとわに)。
うち‐わり【内割】
1 歩合高の元高に対する比。 2 穀物を精製したときに、もとよりも分量が減ること。また、その減った分量。内耗(うちべり)。
内(うち)を外(そと)に◦する
遊び歩くなど外出ばかりして家にあまりいない。家を外にする。
うっそり
[副]心を奪われてぼうっとしているさま。「凩(こがらし)の吹く世の中を忘れたように、—として歩いて行く」〈芥川・枯野抄〉
[名・形動]《近世語》ぼんやりしていること。うっかりしていること。ま...
うっちゃ・る【打っ遣る/打っ棄る】
[動ラ五(四)]《「うちやる」の音変化》 1 投げ捨てる。「窓からごみを—・る」 2 そのままにしておく。ほうっておく。ほったらかす。「仕事を—・って遊び歩く」 3 相撲で、うっちゃりをする。「...
うつ【鬱/欝】
[名]心が晴れ晴れしないこと。気がふさぐこと。憂鬱。「酒で—を散じる」「—状態」
[ト・タル][文][形動タリ]草木が生い茂っているさま。鬱蒼(うっそう)。「周囲は老樹—として繁り」〈独歩・...
うつ‐むき【俯き】
1 顔を下に向けること。また、その状態。「—加減に歩く」⇔仰向(あおむ)き。 2 腹を下にして横たわること。また、その状態。「—になって寝る」⇔仰向き。