まえ‐ば【前歯】
1 口の中の前面に並んだ上下4枚ずつの歯。切歯(せっし)。門歯。⇔奥歯。 2 下駄などの、前方の歯。
みず‐は【瑞歯/稚歯】
1 若々しく生命力のある歯。 2 老人になってから再び生えた歯。長寿のしるしとして、めでたいこととされた。 3 非常に年老いること。また、老人。「かまど守る—の嫗(おみな)庵(いほり)よりはひい...
みそっ‐ぱ【味噌っ歯】
子供に多い、欠けて黒くなった歯。また、乳歯の虫歯。みそは。
みそ‐は【味噌歯】
「みそっぱ」に同じ。
みぞ‐しだ【溝羊歯】
ヒメシダ科の多年生のシダ。山野の湿った所に生え、高さ30〜60センチ。全体に柔らかい。葉柄は長く褐色で、葉は羽状複葉。裏面の葉脈上に胞子嚢(ほうしのう)群をつける。
むか‐ば【向か歯】
上の前歯。むこうば。ぬかば。「奥歯も—も殊に大きに生ひてぞ生まれけれ」〈義経記・三〉
むこう‐ば【向かふ歯】
上の前歯。むかば。「—まばらにして」〈浮・一代女・一〉
む‐し【務歯】
ファスナーで、布テープなどに縫いつけられた歯。スライダーが上下することで、互いにかみ合ったり離れたりする部分。エレメント。
むし‐ば【虫歯/齲歯】
歯の硬い組織が、口腔内の細菌の作用による食べかすの発酵で溶解し、破壊される状態。また、その歯。虫食い歯。齲歯(うし)。
むだ‐ば【無駄歯】
歯車で、かみ合わせの相手となる歯を順に変えて摩滅を平均化するために、1枚余計に加える歯。