さい‐せい【歳星】
木星の異称。
さい‐せつ【歳殺】
暦注の八将神の一。金星の精で、この神のいる方角からの嫁取りなどを忌む。
さい‐たん【歳旦】
《「旦」は朝の意》 1 1月1日の朝。元朝。元旦。《季 新年》「—や芭蕉たたへて山籠(やまごも)り/蛇笏」 2 「歳旦開き」の略。
さいたん‐さい【歳旦祭】
元旦に、宮中および諸神社で、皇室ならびに国民の繁栄と農作物の豊作を皇祖・天神地祇に祈願する祭祀(さいし)。《季 新年》
さいたん‐ちょう【歳旦帳】
歳旦開きに披露するため、前年中に歳暮・歳旦の句を集めて版行した小句集。歳旦帖(じょう)。
さいたん‐びらき【歳旦開き】
正月の吉日を選び、連歌師・俳諧師が席を設けて門人と歳旦の句を作り披露する会。
さいたん‐みつもの【歳旦三つ物】
歳旦開きの席で作る発句(ほっく)・脇句(わきく)・第三の3句。
さい‐にゅう【歳入】
国・地方公共団体の一会計年度における一切の収入。⇔歳出。
さいにゅう‐けっかん【歳入欠陥】
実際の歳入が当初予算で見積もっていた額を下回ること。
さいにゅう‐さい【歳入債】
国債を発行目的で分類した場合の種類の一つ。歳出を賄うための歳入を調達する目的で発行される。普通国債のこと。→繰延債 →融通債