いちようのにっき【一葉の日記】
和田芳恵による、樋口一葉の評論。一葉の16歳から死に至るまでの日記を詳細に分析した評伝文学。昭和31年(1956)刊行。第13回日本芸術院賞受賞。
いち‐ろう【一臘/一﨟】
1 出家受戒後、安居(あんご)を一度終えたこと。これを法臘1歳と数える。転じて、年功を積んだ僧。最上位の僧。→臘(ろう)「金峰山の別当はかの山の—をなむ用ゐける」〈今昔・二八・一八〉 2 蔵人や...
いっ‐き【一紀】
中国で、12年間。歳星(木星)が天空を1周する期間。
一将(いっしょう)功(こう)成(な)りて万骨(ばんこつ)枯(か)る
《曹松「己亥歳」から》一人の将軍の輝かしい功名の陰には、戦場に命を捨てた多くの兵士がある。成功者・指導者ばかりが功名を得るのを嘆く言葉。
いっしょう‐もち【一升餅】
一升の米を使って作った餅。特に、子の満1歳の誕生日に背負わせたり、踏ませたりするものをいう。力餅。→餅負い →餅踏み
いっすん‐きざみ【一寸刻み】
いっぺんに殺さず、少しずつ切って苦しめること。また、物事が少しずつ進行すること。「参詣人の列が—に進む」「私の命を—に捨てて行くようにつらい」〈康成・十六歳の日記〉
いっぱん‐うんてんしゃ【一般運転者】
運転免許証を更新する際の区分の一。70歳未満で免許の継続期間が5年以上、有効期間満了日の前5年間に軽微な違反を1回だけしたことがある運転者。ブルー免許が与えられる。→優良運転者 →違反運転者
いっぱん‐かいけい【一般会計】
国および地方公共団体で一般の歳入歳出を経理する会計。→特別会計 [補説]日本の一般会計(決算額)の推移【昭和55(1980)】《入44.0》税26.9/国14.2/他3.0《出43.4》般31....
いっぱん‐さいしゅつ【一般歳出】
国の歳出のうち、社会保障や公共事業・教育・防衛などの政策経費に充てられるもの。歳出全体から国債費と地方交付税交付金などを引いた額。
いっぱん‐ふようこうじょ【一般扶養控除】
納税者に16歳以上19歳未満、23歳以上70歳未満の扶養親族がいる場合に適用される扶養控除。控除額は所得税で38万円、住民税で33万円。