はんでんしゅうじゅ‐の‐ほう【班田収授の法】
律令制で、人民に耕地を分割する法。中国、唐の均田法にならい、大化の改新の後に採用されたもので、6年ごとに班田を実施し、6歳以上の良民の男子に2段、良民の女子と官戸・公奴婢(くぬひ)にはその3分の...
ばかり【許り】
[副助]名詞、副詞、活用語の連体形、一部の助詞に付く。 1 範囲を限定する意を表す。…だけ。…のみ。「あとは清書する—だ」「大きい—が能じゃない」「いそのかみ古き都のほととぎす声—こそ昔なりけれ...
ば‐し【馬歯】
自分の年齢をへりくだっていう語。馬齢。「—四〇歳」
ばしょ【場所】
瀬戸内寂聴の私小説。著者が80歳で訪れた自らのゆかりの地で、自身の過去を再構築する。平成13年(2001)刊行。同年、第54回野間文芸賞受賞。
バセドー‐びょう【バセドー病】
甲状腺の機能の亢進(こうしん)による、甲状腺の腫(は)れ、頻脈、眼球突出を主症状とする病気。自己免疫疾患と考えられている。20〜30歳代の女性に多い。報告者の医師バセドーにちなむ命名。バセドーよ...
ばっ‐け【末家】
本家から分かれた家。分家。また、本家から血縁の最も遠い家。まっけ。「矢の倉の—の茝庭(さいてい)が六十三歳で歿し」〈鴎外・渋江抽斎〉
ばん‐ざい【万歳】
[名](スル)《古くは「ばんぜい」。「ばんざい」は近代以降の読み方》 1 祝いや喜びの気持ちを込めてを唱えること。多く、威勢よく両手を上げる動作を伴う。また、その動作のこともいう。「—を三唱...
ばんざい‐クリフ【万歳クリフ】
《クリフは崖の意》サイパン島北部にある岬、プンタンサバネタの通称。高さ約80メートルの断崖。第二次大戦中の昭和19年(1944)、米軍の降伏勧告に応じなかった日本兵や民間人が、「天皇陛下万歳」と...
ばんざい‐ばん【万歳旛】
《「ばんぜいばん」とも》「万歳」の文字を表面にしるした旗。平安時代以来、朝賀の式や即位の儀に用いられた。万歳旗。
ばん‐じゅ【盤寿】
81歳のこと。また、その祝い。 [補説]主に将棋界でいう。将棋盤のますが81であることからとも。