しに‐すがた【死に姿】
死ぬときの姿。また、死んだ人のようす。
しに‐すじ【死に筋】
《「売れ筋」に対する語》売れ行きが悪く、利益を生まない商品。
しに‐ぜに【死に銭】
「死に金」に同じ。
しに‐そこな・う【死に損なう】
[動ワ五(ハ四)] 1 死ぬべきときに死なないで生き残る。死のうとして死ねないでいる。「—・って生き恥をさらす」 2 危うく死にかける。「交通事故で—・う」
しに‐ぞこない【死に損ない】
1 死ぬべき時期を逃してしまうこと。また、その人。 2 死なずに生き残っている人をののしっていう語。
しに‐たい【死に体】
1 相撲で、両者がほとんど同体に倒れたとき、つま先が上を向いて足の裏が返り、立ち直れないと判断された状態。⇔生き体。 2 (比喩的に)個人や組織が支持基盤を失って倒れそうである状態をいう。レイム...
しに‐た・える【死に絶える】
[動ア下一][文]しにた・ゆ[ヤ下二]一家や一門、また民族がことごとく死んで血統がなくなる。また、同種の動物が全部死んでいなくなる。「一族は何年も前に—・えた」
しにたがるこ【死にたがる子】
藤原審爾の小説。子どもの自殺問題を主題とする。昭和53年(1978)刊行。
しに‐たわけ【死に戯け】
「たわけ」を強め、人をののしっていう語。「三人の弟(おとと)ども、他の人の顔して、—と申しなし」〈浮・二十不孝・二〉
しに‐ちょう【死に帳】
払ってもらえる当てのない売掛金を記しておく帳面。「親方の確かに知らぬ売り掛けは—に付け捨て」〈浮・胸算用・三〉