死(し)ぬの生(い)きるのという騒(さわ)ぎ
死ぬとか死なないとか口走るような大げさな騒ぎ。また、生死にかかわるような深刻な騒ぎ。
死(し)ぬ者(もの)貧乏(びんぼう)
生きていれば、よい目を見ることもあるので、死んだ者がいちばん損であるということ。
死(し)ぬる子(こ)は眉目(みめ)よし
早く死ぬような子は、とかく顔だちが美しいものである。
死(し)ねがな目抉(くじ)ろ
死ねばよい、そうしたら目の玉をえぐり抜こう。強欲で残忍な気持ちをいう。
しのいずみ【死の泉】
皆川博子の長編小説。第二次大戦下と戦後ドイツを舞台とする幻想的作品。平成9年(1997)刊行。翌年、第32回吉川英治文学賞受賞。
し‐の‐かいいき【死の海域】
⇒デッドゾーン
しのかげのしたに【死の影の下に】
中村真一郎の長編小説。昭和22年(1947)刊行。以後「シオンの娘等」「愛神と死神と」「魂の夜の中を」「長い旅の終り」と続く全5作の連作長編小説の第1作。
し‐の‐くみ【死の組】
スポーツ競技で、大会のグループリーグ戦や予選において、組み合わせ抽選の結果、特定の組(グループ)に強豪国または強豪クラブのチームが多く存在する状態。または、その組のこと。特にサッカーについて用い...
し‐の‐グループ【死のグループ】
⇒死の組
し‐の‐こうしん【死の行進】
戦争時、捕虜などを長距離の徒歩を強いて移送すること。第二次大戦中、日本軍がバターンで米軍捕虜に、サンダカンで豪・英軍捕虜に対して行ったとされる。デスマーチ。